泉の森水源地の自然を次世代に
泉の森は、引地川の水源地を中心に約 42ヘクタールが整備されている特別緑地で、保全地区となっています。ここでは大和市自然観察センター・しらかしのいえボランティア協議会として、森の保全活動・自然環境の調査・自然体験行事の開催など 9つのテーマに118 人のボランティアが活動しており、私も自然環境の調査に参加しています。
昨年は発足から 20年という大きな節目に、ボランティア協議会の長年の要望であった湿生池のかいぼりが子どもから大人まで総勢100人が参加して行われ、生態系の回復と水質浄化のため池の水を抜き、 外来種駆除、雑草の除去やゴミ拾いを行いました。また、泉の森を中心にした「大和の自然ハンドブック」の3作目の野鳥版が発行されました。これは、長年ネットがボランティア協議会の調査記録を成果物として残すべきと主張してきたものです。市は公共施設 新設に力を注いでいますが、泉の森も市民の大切な財産です。保全する人を育て、次世代に継承するよう働きかけていきます。