日本になぜある?朝鮮学校

 横浜中央YMCAにおいて、かながわ 「共に生きる」学習会 の「日本になぜある? 朝鮮学校」に参加しました。講師は、明 治学院大学教授の鄭栄桓(チョヨンファン)さんです。

 戦前、戦中の植民地政策により強制的に日本に連れ てこられた朝鮮人が、戦後、民族意識と自尊心回復の 場として作ったのが、朝鮮学校です。在日朝鮮人にとっ て、日本人による民族差別への抵抗と連帯の文化の基盤となるものとして、朝鮮学校はあり続けました。日 本に住む市民である人たちが、ただ自分らしくあるた めに作ったものを、闘って勝ち取らなければ存続でき なかったその歴史を知りました。

 高校無償化除外など、今もなお迫害は続いています。 朝鮮学校の問題を通して日本の政治の在り方を見直 し、差別を排除し、朝鮮学校が当たり前にある社会を 形成していく大切さを知ることができました。