PRTR法の国への要望書を提出します

PRTR法とは、化学物質排出把握管理促進法の略で有害性のある化学物質を管理するための法律です。その中でも一番厳しい第一種指定に石けんが追加される案が出てきています。指定されると、合成洗剤と同じ扱いになり、石けんの優位性である環境に影響が少ないという文言が使えなくなる可能性があります。

 科学者は、石けん成分の脂肪酸ナトリウムやカリウムは、河川水や海水に含まれるカルシウムにより脂肪酸カルシウムに変化するため、自然分解され生態毒性は発現しないと証言しています。

 日本消費者連盟は、石けんを「毒性の強い合成洗剤の成分などと同じ指定化学物質にするのはふさわしくない」とのパブリックコメントを出しています。柔軟剤の主成分を指定化学物質に加えて欲しいという要望も出しています。

 神奈川ネットは、NPO法人川崎市民石けんプラント等とともに要望書の賛同団体となることを運営委員会で承認しました。大和市民会議も賛同団体になることを決定しました。WE21ジャパン大和、企業組合たぶの木、カフェ・ピースな日も賛同団体になってくれます。