定期整備を終えたオスプレイの試験飛行通知
大和市から9月1日付で、防衛省南関東防衛局より日本飛行機厚木工場(以下日飛)にて定期点検を行っていた1機目の機体となる米海兵隊MV22オスプレイが9月4日以降ホバリングチェック及び試験飛行を実施するという情報が出されました。
基地を監視する市民団体は、8月21日から、オスプレイが屋外に出ていたことを確認しており、テスト飛行が近いと見て監視をしていました。
2021年6月、米軍がオスプレイの定期機体整備業者としてこれまでのSUBARUに加えて日本飛行機とも契約したという情報が明らかになった際、このままでは厚木基地にオスプレイが常駐する可能性があることへの懸念やオスプレイについてはその構造上の不安や事故率の高さから厚木基地への飛来には強く反対してきた経緯があり契約の破棄を要請してきた経緯があります。
これまで米軍と民間業者とのこととして黙認を決め込んできた防衛省が情報提供してきたことにも驚いていますが、テスト飛行を含め基地周辺市街地を自在に飛び回ることになり、多くの市民が危険にさらされることになることは避けなければなりません。8月25日に横須賀に空母が戻り、29日頃から空母艦載ヘリも訓練飛行を始めています。騒音と事故の危険から市民を守る措置を早急にとるべきです。H・K