オスプレイ 永久に飛行停止を!
昨年11月、鹿児島県屋久島沖でアメリカ空軍の輸送機オスプレイが墜落し、乗員8人全員が死亡しました。
事故当日やそれ以降も大和市上空をアメリカ海軍所属のオスプレイは4機編隊で低空飛行するなど飛行を続けました。空軍とは違う型だからというのが理由です。大和市は12月1日に事故原因の究明とオスプレイの飛行停止を緊急要請しました。神奈川ネットも12月4日、神奈川県知事に対し、飛行停止と原因究明を申し入れました。
オスプレイはこれまでも安全性の懸念が指摘されてきました。2005年に量産が決まり、配置が始まった後も各地で事故が発生しています。また、事故の原因などの調査結果は公表までかなりの時間がかかり、その間飛行し続けている状態です。
オスプレイの飛行は、低空飛行以外にも、基地の上空に限定されているプロペラの転換モードの飛行が市街地上空でも行われている目撃情報が多数寄せられています。
12月6日、アメリカ軍は海兵隊などが使用するMV22を含む世界に配備している全ての種類のオスプレイの飛行を停止しました。
構造上の欠陥が指摘されているオスプレイが、このような大事故を起こした以上、今後飛行が再開されることは市民の安全を軽視していると同じです。飛行再開されることがないよう、今後も訴えていきます。