保健給食課との意見交換会を行いました
11月18日、保健給食課と市民との意見交換会を市役所で行いました。
当日は、保健給食課の課長、係長と栄養士2人に参加していただき、市民8人が参加して、大和市の学校給食に関するさまざまな取り組みについての説明と質問に答えて頂きました。
参加している方のほとんどが、市内の小中学校に通い子どもが給食を食べている保護者でもあるので、給食の材料について、材料(特に野菜)の切り方(大きさ)について、給食の量、給食時間、給食便りなど、質問の内容も具体的で多岐にわたりました。
しかし、どの質問にも丁寧な説明で答えて頂き、市の取り組みや、栄養士の方の想い、気を付けていることや取り組みを聞くことができて、参加者からは「参加してよかった」との声が多く聞かれました。
できるだけ材料の地産地消を進め放射能測定も定期的に行っていること、小中学校は完全給食であること、米飯が週4回であることなど、様々な取り組みが行われている大和市の学校給食。現状の取り組みが維持されつつ、食材がより安全で安心なもので作って欲しいという市民との意見交換は、とても充実したものとなりました。
以下、感想を少し抜粋して掲載します。(多くの声を頂いたので一部を掲載させて頂きました)
・地産地消を進めていく取り組みが行われており、『やまとん汁』は、市内産の野菜を使っているだけでなく、味噌も大和市産の大豆と米で作られていることを知ることができました。私たちの想いも前向きに聞いて下さり、お互いに理解を深められたと感じました。
・『やまとん汁』は、市内産の大豆や米を使って作られていること、しかし、地産地消のものを使うと金額面で費用がとてもかかることが分かりました。また、今の給食費は本来値上げせねばならない所を努力されて値上げしないで維持されていることも聞けました。
・農薬や添加物の規制がゆるい日本の中で、農薬の影響や放射能の影響を最も受けやすいのが、発達途中の子どもたちであり、脳への影響もあると言われている中、なぜ日本でアレルギーが増えているのか、なぜ病気が増えているのか、今すぐ病気にならなくとも、後になって出てくるので、成長過程である小さな子どもたちの毎日の食事を安全に食べさせてあげたい。そして発信し続けること、共感できる仲間づくりも含めて大切だなと感じました。何よりすごく良い雰囲気な交流会でした。
・栄養士さんのお話を聞いていて、想像以上に子供たちの健康、栄養面、メニューなど、給食時間を楽しんで、興味を持ってもらえるよう、考えてくださっていることを知り、ありがたく思いました。やまとん汁のお話しも、具材だけでなく、お味噌まで大和市産の材料でできていたことも知れて嬉しかったです。
・食材の切り方や大きさも、4月(年度初め)は小さく食べやすいようにしながら、徐々に大きくしていくなどの工夫がされていること、給食の摂取量を見ながら調整していることも分かり、有難いと感じました。