コンポストバック学習会を開催しました

10月22日(水)渋谷学習センターにて、大和市民会議の環境チーム主催でコンポストバック学習会を開催しました。講師に大和市資源環境課の富田仁さんをお迎えして大和市のゴミの減量化・資源化への取り組みや生ごみ処理機等の補助を開始するに至った経緯などお話しを伺いました。コンポストバックは神奈川ネットの提案によって助成されることになった経緯があります。電動生ごみ処理機は高額なため一部の方しか助成を受けることができませんでしたが、手軽な金額のコンポストバックであれば多くの方が助成を受けることができ、使用することで生ごみが減り、大和市の環境を考える市民が増えるとのことでした。作られた堆肥については家庭で使うことができない方は回収場所で集め、市民菜園をしている方に配ることで利活用されています。

後半は座間市民ネットの鈴木由紀恵さんに実際にコンポストバックを使って実践している話しを伺いました。コンポストバックに野菜くずを入れる量を見たり、実際に入れる様子を見ることでどのように使ったらいいかイメージがつきやすくなりました。またコンポストバックに基材*と野菜クズを入れて発酵させるまで臭いは出るのか、虫は出ないのか、どのくらい発酵されたら堆肥になるのかなど活発に質疑がありました。また学校給食の残飯も自校式の給食を行なっているところだけでなく給食センターでもやってほしいという意見などもありました。今後も大和市の環境について考える市民が増えていく様、仲間とともに活動していきます。

*基材は生ゴミなどを微生物の働きで、分解・発酵を促進するための土やおが屑、ピートモスやくんたんなど混ぜ合わせたものをさします。