ソーラーシェアリングで農家も守る

 新横浜のオルタナティブ生活館で開催されたソーラーシェアリング学習会に参加しました。講師は、太陽光発電などによるクリーンエネ ルギー導入を推進・実践してきた吉原毅さんでした。
 農地を活かしながら、その上に組んだソーラーパネルで発電し、農業と売電収入の両方で農家の暮らしを支えるという仕組みが「ソーラーシェアリング」です。 植物は光飽和点が高すぎてもよくないので遮光を色々試した結果、30% 遮光するのが一番育つことがわかり収穫量も上がりました。
 農地の上3 ~ 4m ほどの高さに隙間を開けて太陽光パネルを設置し、その遮った光を農業設備用電源としたり、売電することで大幅な収入アップができます。ソーラーシェアリングを導入した千葉県匝瑳市では、耕作奨励金を含め農家の現金収入が10 ~ 20 倍にアップし、近郊の若者が集まって人口が増え、農地も復活しました。地域の活性化も期待されています。 原発は放射性廃棄物の処理をどうするかという問題も抱えていますが、ソーラーパネルは安心安全の原料で再生可能な上、発電コストも安く、世界では化石燃料から自然エネルギーへと動き出しています。日本の電気は原発に頼らないと賄えないとされていますが、 農地の1割にソーラーシェアリングを導入すると賄えるそうです。自然エネルギーをもっと増やして安心安全の暮らしができるように、生活クラブや他の団体と協力しながら活動したいと思います。