新春につどう2020~市民社会チャレンジ基金交流会開催

 ヨコハマ創造都市 センター で「神奈 川ネットワーク運動~新春につどう 2020 ~市民社会チャレンジ基金流会」が開催され、助成団体 4 団体の紹介と活動報告がありました。 市民社会チャレンジ基金は、「市民がつくるセーフ ティネット」を基本テーマとし、市民からの寄付を原資に、市民社会を強くするためのチャレンジ性ある市 民活動に対して助成しています。

「NPO法人 アスリード」は働く意義を見出せない若者の存在を課題に感じ、子どもたちが身近な地域 で働く大人たちへの取材を通して働き方の選択肢を広 げる活動をしています。取材交渉から子どもたちが自発的に行うことでビジネスマナーの習得も目指してい ます。

「NPO法人農ある暮らしを広める会」は、荒廃農地を再生し、棚田に水を引き、土と共生する暮らしを 大人から子どもまで巻き込んで実践しています。林業の衰退で荒れた山林に手を入れ、沢の復活をめざす活 動の弾みとなる助成でした。収穫の恩恵を地域で共有する居場所には老若男女が集い、地域が力をつけてい ると実感しました。

「子どもひろば『みらい』」は、放課後の子どもたちの居場所として、未就学児やその親も集う場と位置づけ、地域に開かれた場所とすることで、地域の大人た ちも子どもたちを見守り合うインクルーシブな関係性 が生まれると期待を込めての助成です。

「横浜未来アクション」は、IR反対運動を様々な市民層に広め、市民自ら情報をとり、議論を広げるため の戦略的な活動に注目が集まりました。市民が政治を 動かすエンパワーメントが生活と政治を繋げていくことを期待します。