「原発をとめた裁判長」上映会 & オンライントークを開催しました

11月4日(土)高座渋谷のイコーザにて、生活クラブ大和コモンズと共催で「原発をとめた裁判長」の上映会と有機農業経営者の近藤恵さんのオンライントークを開催しました。

当日は、72人の参加がありました。

2014年関西電力大飯原発の運転停止命令を下した樋口英明元裁判長とはどのような人かとても興味がありました。どのような判断で、また噂ではなくどんな人なのかがこの映画で知ることができました。「環境問題を原子力発電所の運転継続の根拠とするのは甚だしい勘違いである」この映画では何度もうなずくことができます。モヤモヤしていたことがはっきりしました。日本のすべての原子力発電所はとても危険だという事もはっきりわかりました。私たちは今までもこれからも原子力発電に対して反対をしていきます。

2011年東京電力福島発電所の放射能被害によって二本松の有機農家さんたちは息の根をとめられた状況でした。しかしさまざまな人たちの声援を受けて、農家の家に生まれた大内督さんと、有機農家として新規就労をした近藤恵さんたちが二本松の地で営農型太陽光発電に放射能被害であきらめかけていた気持ちを発電農場へと始動し始めた姿が描き出されます。「原発をとめるために!」とさまざまな苦難と向かい合いながら仲間と挑戦している姿がまぶしく思わず“頑張れ!”とつぶやいてしまいました。営農型発電は日本のさまざまなところで実践されています。しかし私たちが“何が問題か”を知り“行動”していかなければ何か大きな力で押しつぶされてしまいます。いつも少しでもよい未来を次の世代に渡していけるようにみなさんとあがいていきたいと考えています。         Y.H