復興まつり2023~ともに生きる未来をつくろう~

11月18日、みなとみらい 臨港パークを会場に「復興まつり」が開催されました。今年のテーマは、「つながりは絶やさない、励まし合いながら、ともに生きる未来をつくろう」です。

東日本大震災から12年が経過し、震災が「過去の災害」となりつつある中で、「復興支援まつり」から支援の文字が消え、被災地と神奈川を結び、復興と共生社会に向けたメッセージ性の高いイベントへと深化した感があります。

コロナ禍の空白期間を経て、年に一度の再会を喜び合い、しかしながら今なお事故の影響を受けている被災地とともに目指す未来をつくるには、原発問題は避けて通れません。

被災地ではすでに、ソーラーシェアリング、風力、地熱、バイオマス、小水力と再生可能エネルギーによる持続可能なエネルギーへの転換を実践しています。

消費地でも脱原発を進めるには、再エネ推進と両輪で再エネ事業者の新規参入を阻む大手電力会社の不当な影響力を排除する必要があります。所有権分離を前提とした国策としての電力送電網の整備を地方自治体から声を上げていきます。H・K