政務活動費の市民公開を開催しました

政治家や政党による不透明な資金の流れが社会問題となっています。議員の活動に対して報酬のほかに支給される「政務活動費」についても、報酬のように使われているのではないかとの疑惑の目が向けられることもしばしばです。

神奈川ネットは、ローカルマニフェストの1つに政務活動費使途の全面公開を掲げて2007年から実施しています。

今年も神奈川ネット議員全員の2023年度政務活動費収支報告と領収書の公開を、7月25日、万国橋会議センターにて行いました。

座間市議会では議員1人当たり月額16,500円(年額198,000円)の交付に対し、県議会の政務活動費の交付額は議員1人当たり月額53万円(年額636万円)と32倍もの差があり、あまりにも大きな乖離があります。(大和市議会は1人あたり月額35,000円、年額42万円)。神奈川ネットは議員報酬の格差よりも大きな課題と捉えています。

政務活動費は会派支給や選択制が主流で、個人支給は進んでいません。また、政務活動に費やした状況により按分して支出することができる自治体とそうでない自治体もあります。今後、地域での議会報告会でも市民公開を行い、調査研究活動がどのように政策形成活動につながったのかを議員自ら報告させて頂きます。  H・K