引地川かわくだり 未来につなぐために

7月26日(土)『引地川かわくだり』に参加しました。

この活動は、1990 年から始まりました。

発足時からのメンバーのおひとり、実行委員長にこのイベントへの思いを伺いました。

 

合成洗剤の泡がたつ”どぶ川”の引地川に入り始めて36年。今は清流を取り戻しましたが、まだゴミはなくなりません。

引地川の中を歩いてゴミを拾う『川のぼり隊』と、魚とりをして川で遊ぶ『かわあそび隊』の2つのグループに分かれて

実施しました。参加者は45名、スタッフ24名、全部で69名のイベントになりました。

実行委員としての今年のテーマは、『川の自然を未来につなぐ 人と人 水と生きもの』です。36年続けてきたこのイベント

と蘇った自然と生き物たちをどう次世代につなげていくのか。かわくだりのイベントは無事に終わりましたが、今年いっぱい

かけて、来年、そして今後に向けて話し合う実行委員会を続けていきます。

感想文の「引地川をどんな川にしたい?」という問いかけに、「いきものがしあわせにいられる川にしたいとおもう」と書いた

8歳の子の輝く言葉を心に刻んで、若い人世代が主体となれるイベントにしていけたらいいなと思います。

引地川かわくだり実行委員長

引地川は、かつての姿を取り戻し、今では清流を好む生き物たちも多く見られるようになりました。たくさんの命を育む川として、再びよみがえったのです。

この日は、かわあそびのイベントでも大人も子どもも関係なく、川にジャブジャブ入って手網で魚や水生昆虫をとったり、水の感触を楽しんでいました。

大人が自然とつながり直すような、そんな様子はまるで“みずガキ”たちの姿があふれているようでした。

この貴重な環境を、時代が変わっても守り続け、次の世代へと引き継ぐために、志ある市民とともにこの活動に参加し続けていきたいと思いました。