風のがっこうフィールドワーク

大和市民会議の環境 政策チームは、昨年か ら都市農業をテーマに 活動しています。メン バー 10 人で、練馬区 が推進している農業体験農園「風のがっこう」白石農園の見学に行ってきま した。  20年ほど前に、「野菜作りのカルチャースクールを やってみよう」と行政職員と農家の白石さんと加藤さ ん 3 人のメンバーで 2 年間準備して始めたそうです。  市民農園との違いは、農家が畑と種や肥料や道具な どすべて用意計画して、利用者は入園料と収穫物代の 合計年間 5 万円で、毎週農作業の指導を受けられ、自 分の区画でいろいろな野菜作りを体験、自分が作った 野菜を収穫できるというものです。練馬区は施設整備 費・管理運営費の助成と募集の援助を行ない、練馬区 民は年間利用料 38,000 円です。  利用者にとっては失敗が少なく手軽に農作業が楽し めて、農家にとっては安定した労働力と収入が見込ま れます。利用者と農家の交流も図られ、都市農業につ いての理解が広がっているようで、高齢化が進むこれ からの農地保全のためには有効だと思いました。