新事務所お披露目会を開催しました
10月22日(日)、上草柳の新事務所にてお披露目会を開催しました。
神奈川ネットワーク運動は、1980年の生活クラブ組合員らを中心とする「合成洗剤追放対策委員会の設置及び運営に関する条例」制定の直接請求運動をきっかけに起こった代理人運動(議員候補者を出す)から生まれた政治団体です。
大和市では、1984年12月に 代理人運動の具体化と「大和市における市民自治」を目的に「大和市民会議」を設立しました。当時、一般市では鎌倉市に次ぐ地域ネットとして誕生し、多様な年齢層の方々が関わり合い、代わりあって活動をつないできました。この間、38年間で13人の女性市民を代理人として議会に送ることができたのも多くの方の支えがあってこそです。
旧事務所の整理の際見つけた紙芝居や写真の数々を広げながら、今は故人となった方を偲び、現在の近況を語り合う貴重な時間となりました。
現在、組織は違えど「一人はみんなのために、みんなはひとりのために」という共同組合の精神は代理人運動に生きていると感じています。
日本の「選挙市場」には新規参入を阻む様々な壁がありますが、その最たるが「ジバン(地盤)」「カンバン(看板)」「カバン」の3つの「バン」ではないでしょうか。
市民の合力で「出たい人より出したい人を」議会に送り、生活の課題の解決を目指す、国政を目指さない地域政党(ローカルパーティー)だから実現できることがあります。
あらためて市民政治を強くする活動への思いを強くしました。
H・K