オスプレイの機体整備で更なる市民負担

 厚木基地正門にて、4つの市民団体による米海兵隊MV-22オスプレイの 定期機体整備を厚木基地 に隣接する「日本飛行機」で実施しないよう求める要請活動が行われ、参加しました。
米軍輸送機オスプレイの定期整備が今月以降、在日 米海軍厚木基地に隣接する日本飛行機の厚木工場内(大和市)で実施されることが報道により明らかになりました。人口密集地である厚木基地周辺に、事故率の高いオスプレイが飛来することにより、さらに市民 の安心安全が脅かされることは明らかです。
このような重大な問題にもかかわらず、今回の契約について、事前に周辺自治体や市民への情報提供はなく、いまだに自治体に正確な情報がもたらされていません。
オスプレイは、回転翼が小さく機体が重いため揚力不足で機体のコントロールが難しく、離着陸時に不安定になるという構造上の問題だけでなく、機体のバラ ンスを取る重りとして放射性物質の劣化ウランとトリチウムが使用されています。オスプレイに使われている劣化ウランの放射能値は自然界の20~300倍に上るともいわれており、墜落事故の危険だけでなく放射能汚染という二次的危険性もあり容認できません。
市民生活の安全を守るためにも、オスプレイの定期機体整備を日本飛行機で行ないわないよう、引き続き求めていきます。