柳と遊ぼう引地川

 晴天に恵まれ、柳部会の 2022 年度の活動がスタート しました。私たちの最初の 活動は、泉の森・ふれあい 広場の護岸保全として、柳 の剪定作業から始まります。 ふれあい広場の自然護岸 の柳は、出水時の流速を低減することにより堤防等の侵食・洗掘被害を減少させ、生態系の保全、良好な景観形成などの機能を有しています。昨年春の剪定から大きく枝を伸ばした柳を根元から 1 メートルを目安に剪定します。毎年、春にそうするのは、伸びすぎると大雨で引地川が増水した際に倒木の危険があるのと、剪定した後は新芽が芽吹き元気な枝葉が伸びるからです。剪定した枝は、あらたに挿し木として捕植したり、護岸の浸食対策のほだ束にしたりと有効活用します。散策に訪れた方が花芽のついた枝を持ち帰ることもあり、ちょっとした会話も生まれます。

作業中、近くに厚木基地の北側滑走路がある為、何度も自衛隊機が低空で上空を通り過ぎます。部品落下でも大きな事故につながります。穏やかな里山の風景とのギャップに毎年なんとも言えない気持ちになるのは、私だけではないと思います。